地方病教育推進研究会ブログ

山梨県地方病の制圧までの歴史

歴史から学ぶー地方病流行終息から新型コロナ感染症を考える

地方病教育推進研究会事務局です。

新型コロナ感染症は、感染力が強い変異株「エリス}の流行が大半となっています。専門家は、第9波のピークに入りこれから秋や冬に向かいインフルエンザと同時流行が懸念されるとテレビや新聞紙上で解説しています。

経済や社会の活動を再びコロナ禍前に戻そうと新型コロナ感染症対策の緩和がなされました。感染症法の位置付けが、2類から5類に移行したことはその表れでした。厚生労働省は、基本的感染症対策の考え方として一律に対応を求めないとしながらもマスクの着用や手洗い等の指衛生、そして換気等引き続いて感染対策には有効だと勧めています。特に感染重症化リスクの高い高齢者には、混雑場所でのマスクの着用を推奨しています。街を歩くと高齢者は、ほとんどマスクをしています。若者も半数以上は、マスクをしている姿を目にします。5類に移行してもコロナウイルスがなくなったわけではないので当然だと思います。

ところで先日、涼と食を求めて北海道に行ってきました。北海道も今夏の暑さは尋常でなくクーラーのない道民にとって辛い夏だったそうです。9月上旬訪れた小樽市の最高気温は28度。風が爽やかに感じました。(この時期の気温としては、道民にとっては暑いそうです。)

小樽市の運河

小樽市の観光で目についたのが、外国人観光客の多さです。地元の人々にとっては、外国人観光客の増加は、経済の活性化になると大変喜ばしいことです。しかし筆者が気になったことは、外国人観光客でマスクを着用している人が全くいなかったことです。人気のお店には多くの外国人観光客がひしめくほどいましたのでマスクを着用していた高齢者の私達は、完全に引いてしまいました。おみやげを買う前にお店を出てしまいました。世界と日本との新型コロナ感染症(対策)の認識が、大きく違っているのでしょうか。

帰宅後古い新聞記事を整理・確認したところ、山梨日日新聞の2018年(平成30年)6月12日付の記事が目に入りました。タイトルが、地方病「100年」の闘い 県の「安全宣言」に異論 です。 

次回本ブログでその記事を紹介し、今の新型コロナ感染症対策を考えたいと思います。

 

地方病教育推進研究会

事務局長