地方病教育推進研究会ブログ

山梨県地方病の制圧までの歴史

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三神三朗と地方病

地方病教育推進研究会事務局です。第66回 山梨県中巨摩郡大蒲田村二日市場(現甲府市大里町)に三神医院を開業した三神三朗は、東八代郡石和町字広瀬(現笛吹市石和町広瀬区)の出身です。旧姓は、川手といい、川手五郎右衛門の次男として生まれています。現…

日本住血吸虫の発見ー三神三郎の貢献

地方病教育推進研究会事務局です。(第65回) 日本住血吸虫の発見は、明治37年(1904)とされています。それまで医師三神三郎は、自身の研究で新種と思われる虫卵を発見しています。その原虫は一体何のか。当時佐賀県や広島県でも同様な虫卵が発見されていま…

地方病撲滅に尽くした人々ー三神三郎

地方病教育推進研究会事務局です。(掲載64回目) テレビ放送のお陰で視聴者から色々な情報が得られました。その一つが、石和町内の側溝に「地方病対策溝渠プレート」があるという情報でした。早速先週末、見に行き写真におさめました。昭和46年度 8 延長…

杉山なかの解剖

地方病教育推進研究会事務局です。 3月になり甲府盆地も春の訪れを感じます。写真は筆者の庭に咲いたキンレンカです。 今回のブログは、杉山なかの解剖当日の様子を小林照幸著 『死の貝』から紹介します。(2月23日ブログ61号の続き) 肝臓、胆嚢、胆…