地方病教育推進研究会ブログ

山梨県地方病の制圧までの歴史

第2回地方病教育推進研究会報告④最終回

地方病教育推進研究事務局です。

甲府盆地の冬の寒さは、厳しいですが今年は異常な暖かさの日々が続いています。

 

さて第2回地方病教育推進研究会の報告も最終回となりました。今回は、本研究会の顧問をしている元山梨県衛生公害研究所研究員のK先生の講演について概要とアンケートの声を紹介します。

 

講演テーマは、

地方病感染防御と糞便処理対策

です。長年地方病対策の最前線で活躍された先生ならではのテーマでした。

講演内容

1、地方病予防撲滅対策の歴史

2、虫卵殺滅方法の歴史

3、改良便所の経過

豊富な資料と詳細な説明でわかりやすくまとめて頂きました。

 

参加者の感想の一部を紹介します。

日本住血吸虫症の感染防御については、想像をはるかに越える多様な方法が試されていたことを知った。現在は終息宣言が出されているが、そこに至るまでにどれだけの人々の努力があったのか、しっかり理解したいと思った。

 

アンケートには様々なご意見がありました。今後の研究の運営の参考にさせて頂きます。

今回も県内外から多くの参加者がありました。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

来年は5月に研究会設立一周年記念大会を計画しています。

 

地方病教育推進研究会事務局長