地方病教育推進研究事務局です。
甲府盆地の冬の寒さは、厳しいですが今年は異常な暖かさの日々が続いています。
さて第2回地方病教育推進研究会の報告も最終回となりました。今回は、本研究会の顧問をしている元山梨県衛生公害研究所研究員のK先生の講演について概要とアンケートの声を紹介します。
講演テーマは、
地方病感染防御と糞便処理対策
です。長年地方病対策の最前線で活躍された先生ならではのテーマでした。
講演内容
1、地方病予防撲滅対策の歴史
2、虫卵殺滅方法の歴史
3、改良便所の経過
豊富な資料と詳細な説明でわかりやすくまとめて頂きました。
参加者の感想の一部を紹介します。
日本住血吸虫症の感染防御については、想像をはるかに越える多様な方法が試されていたことを知った。現在は終息宣言が出されているが、そこに至るまでにどれだけの人々の努力があったのか、しっかり理解したいと思った。
アンケートには様々なご意見がありました。今後の研究の運営の参考にさせて頂きます。
今回も県内外から多くの参加者がありました。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
来年は5月に研究会設立一周年記念大会を計画しています。
地方病教育推進研究会事務局長