地方病教育推進研究会ブログ

山梨県地方病の制圧までの歴史

みらいファームでの研修会について

 地方病教育推進研究会事務局です。(ブログ第89号)

 ブログを投稿しようとすると、そのたび風水害の恐れがある報道を見聞きします。今日は台風10号が九州に接近しています。ずいぶん大きな台風のようです。被害が起きないことを祈るばかりです。

 

 今回のブログは、8月20日行われた「障害福祉サービス事業所ーみらいファーム」の研修会の報告です。「みらいファーム」は生活介護事業及び就労継続支援事業B型を運営しています。今回縁があって研修会の講師に呼ばれ発表する機会を得ました。

 この日の研修会は事業所の利用さんと支援者に対して行ったものです。「今、伝え残しいこと〜地方病の歴史から学ぶこと〜」をテーマに講演しました。約1時間にわたり原因不明の奇病である地方病に対して、病気原因究明期、治療・予防期そして対策とミヤイリガイや日本住血吸虫そしてバーナーなど本物を見せながらプレゼンテーションソフトを使い説明しました。

  

 

  (写真はみらいファームの全景)

 午後の時間で少々難しい内容になりかけましたが、皆さん最後まで真剣に聞いていました。「感染症に罹らないためにはどんな注意が必要ですか」との質問もありました。最後に代表の二人の方から感謝の言葉とみらいファームで生産されたお米と野菜をいただきました。 

 今回の研修会は、自分にとっても準備の段階からとても勉強になりました。そしていくつかの課題も明らかになりました。次回に活かしていきたいと考えています。

 

 

 終了後、高校時代まで住んでいた地域の女性から声をかけられ、とても幸せな気持ちになり帰途につきました。

 

 地方病教育推進研究会

 事務局長