地方病教育推進研究会ブログ

山梨県地方病の制圧までの歴史

地方病教育推進研究会設立1周年記念大会報告①

 地方病教育推進研究会事務局です。(ブログ第76号) 

 甲府盆地は昨日は、20℃であった気温が今日は一転30℃越えの厳しい暑さとなっています。体調管理が難しい日々ですが、読者の皆さんの地域はいかがでしょうか。

 

 表題の通り今回からしばらく地方病教育推進研究会設立1周年記念大会の模様を報告したいと思います。

 記念大会ということで初めに昭和町教育委員会教育長O・M様からご祝辞をいただきました。O先生は、昭和町教育委員会として書籍の発刊や社会科副読本の充実に取り組んできた。また小学校社会科教科書への地方病記載を出版社へ話し続けてきたことなどが紹介されました。また昭和町風土伝承館杉浦醫院も掲載されているなどと語り、さらに地方病教育推進研究会の益々の発展に期待すると話されました。

 

 研修Ⅰとして「地方病を学ぶ子供たち」と題し、教育実践報告がA・K先生からありました。A先生は現在甲府市内の小学校で教頭として勤務しています。

 写真は、報告するA先生

 A先生からY大学教育学部附属小学校やK小学校での4年生担任の時の実践が報告されました。報告の中で本物に触れる授業の説明があり、子供たちの感想や記録を丁寧に授業の中で扱っていことがよくわかりました。

 筆者が特に印象深かったことは、2020年3月、附属小での地方病の学習をした子供たちが大人になって思ったことの紹介でした。

 写真はその内容の画面です。

 

 参加者から次のような声がありました。(アンケートから)

 学校現場で地道に伝えていくことの大切さ、決して過去のことではないことを学ぶよい機会になっていることに感動しました。

 

 ほかにも多くの感想が寄せられました。今後アンケートの紹介で取り上げていきたいと考えています。

 なおA先生のプレゼン資料が手元にあります。欲しいという方は本ブログのコメント欄にその旨を記入するか若しくは、「杉浦醫院」に問い合わせてください。事務局から伝えておきます。

 

 地方病教育推進研究会

 事務局長